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9月, 2024の投稿を表示しています

日本味と匂学会第58回大会でポスター発表を行いました

大会: 日本味と匂学会第58回大会 日時:2024年9月11日~13日 会場:岡山大学津山キャンパス URL: https://www.kwcs.jp/jasts-okayama58/index.html タイトル:B-47 ヒトのクンクンの検出方法 発表者:小早川 達1、細野 美奈子1、後藤 なおみ1、鳴海 拓志2、和田 有史3 1 産業技術総合研究所、2 東京大学大学院 情報学環・学際情報学府、3 立命館大学 食マネジメント学部

東洋食品研究所のオープンセミナー「科学で紐解くおいしさの秘密」でトークしま

主催:公益財団法人東洋食品研究所 タイトル:オープンセミナー「科学で紐解くおいしさの秘密」 日時:2024年11月4日(月・祝) 13:30 ~ 16:00 会場:公益財団法人 東洋食品研究所 定員:対面 50人、オンライン配信 100人 対象:どなたでも 参加費:無料 URL: https://www.shokuken.or.jp/info/seminar/002848.html?fbclid=IwY2xjawFTC0lleHRuA2FlbQIxMQABHdaNPBCiens8ZwWXVCbBI7IM3mfgFidNsmeozaDGytRcHsJYrL9AJwVFaQ_aem_SUDAXrh0YhlDp0-NIZTivA 講演内容 1) 味と香りの分子論 (講演・質疑応答65分) 静岡県立大学 食品栄養科学部 准教授 伊藤 圭祐 先生 ヒトが "味と香り" を感じる仕組みを分子の視点から分かりやすく解説するとともに、おいしさの見える化 (デジタル化) 技術としての応用を議論します。 2) おいしさの文法:多感覚情報で創出される食味と嗜好 (講演・質疑応答65分) 立命館大学 食マネジメント学部 教授 和田 有史 先生 現在の認知科学は、我々の認識が複数の感覚情報の統合により形成されることを支持しています。まず、その基本的な概念を紹介し、味臭覚を中心として食における感覚間相互作用のあり様、そしてそれを拡張する情報技術や新食品開発にどのように認知科学が貢献しうるかを議論します。

心理学評論に出版した「食の心理学と芸術としての食」がJ-Stageで公開されました

著者:和田有史・高橋拓児・門上武司・石田雅芳 出版年:2023 タイトル:食の心理学と芸術としての食 雑誌:心理学評論, 66 (1), 50-60. 特集:アートと心理学 (編集:高橋康介・和田有史・北川智利・蘆田 宏) 巻号頁:66 (1), 50-60. 心理学評論URL: http://www.sjpr.jp/ ダウンロードは こちら 要旨:心理学はかねてより芸術と食に深くかかわってきたが,芸術としての食については未踏の領域である。その理由はそもそも食が芸術とみなされてこなかったことにある。近年,ガストロフィジックスとして食についての多感覚知覚研究がシェフや消費者に知られるようになり,ファインダイニングのシェフの創作活動にも影響を与えるようになった。多感覚知覚であることをはじめとして,食と他の芸術との共通点が見出されつつある。それらの共通点についてはこれまでの食の心理学でも検討されてきており,VRや新しい食体験の創造に心理学は貢献しつつある。その一方,美食についての心理学的研究については今後方法論も含めて検討する必要がある。その手がかりとして,本稿では料理人と食ジャーナリスト,心理学者の美食についての対談を掲載する。 Abstract: Psychology has long been deeply intertwined with the arts and with food, but food itself as art remains unexplored. One important reason for this oversight is that food has never been regarded as art. Recent experimental research on the multisensory perception of food, which is known as gastrophysics, has begun to attract the attention of chefs and consumers and to influence creativity in fine dining. Furthermore, food shares common factors, including multisensory