報告者:栗原日陽里 ・澁谷碧・濵上亜依・薗口桃奈・松本学史・平山水貴
歴史学者である立命館大学食マネジメント学部教授の鎌谷かおる先生に琵琶湖の漁業についてのお話をいただきました!
1.漁業について
漁業は昔から漁業を行うための権利をめぐって争っていた。
2.琵琶湖について
・琵琶湖の集水域...3,174㎢
・琵琶湖の大きさ
→南北の延長...63.49km
・琵琶湖の面積...670.25㎢
とにかく、琵琶湖は大きい!
3.琵琶湖の漁業の歴史
・琵琶湖で漁業が初めて行われたのは縄文時代
→遺跡や貝塚の出土品、漁具の遺物
食べていた痕跡と土器によって調理方法や食べている物も分かったり、その当時の人々の生活を推測することが出来る。
鎌倉時代の琵琶湖の漁業形態...漁業に関する土地の権利を売り買いされていた。
江戸時代の琵琶湖の漁業形態...漁業権を巡る争いが頻発し、それについての記録が残されている。
明治時代の琵琶湖の漁業形態...漁獲量に関する統計データは、明治時代以前には殆ど存在しなかった。当時の漁業活動を把握するのは困難であった。
4.琵琶湖の漁業権
本堅田村の年貢割付状...漁民の人達は魚をお米(お金)に変えて税金を払っていた。
5.江戸時代の琵琶湖漁業
江戸時代では、藻草はありがたい存在だったとされている。
漁業→魚は藻草に卵を産みつけるため、後に魚を大漁に取れる場所となる。
農業→藻草は栽培を行う上で大切な肥料となる。
→双方で争いが起こった。
6.感想
この講演では、琵琶湖の漁業の歴史とその権利関係について、特に古文書の解読による新たに発見された情報から知ることが出来た。出土物からの情報だけで、縄文時代から魚を調理していたことが分かるということがすごいと感じた。
参考文献
琵琶湖はどんな湖か?琵琶湖はどんな湖か?|滋賀県ホームページ
琵琶湖の漁法琵琶湖の漁法|滋賀県ホームページ
琵琶湖の概要琵琶湖の概要|滋賀県ホームページ